みなさんは薬剤師にどんなイメージを持っていますか?世間の声では「薬剤師って薬を数えて袋に詰めるだけでしょ(笑)」とか、「正直、仕事楽そうでそこそこの給料もらっている人たち(笑)」「将来、AIにとって代わる人たち(笑)」とか聞こえてきます。ネットに書かれている言葉を見るととても悲しくなりますねー。そんな薬剤師のことについて書いていきます。
日本の薬剤師の人数は?
図は 薬剤師の人数の推移になります。右肩上がりに増えていますねー。現在は約30万人の薬剤師がいます。
ぱっと30万人と言われてもしっくりこないと思うのでほかの国家資格の職業と比較していきます。
医師 31万1205人(平成26年)
看護師 114万9300人(平成28年)
理学療法士11万5825人(平成30年)
弁護士 4万66人(平成30年)
こう見ると看護師はかなり多いですが、薬剤師も決して少なくはないですね。薬剤師飽和時代がそろそろ来てもおかしくはない感じがします。が、実は今、全体的に人手不足が深刻化しています。前職の病院薬剤師も現在自分が働いている薬局薬剤師も人が足りなくてカツカツの状態です。人手が足りず休みも人によっては公休割れしたり、長時間の残業も多々ありました。今の日本も人手不足と言われていますが、薬剤師は他の業種以上に足りていないと感じています。薬剤師の数は減っていないのにも関わらず、一体なぜなのでしょう?これについてはまた改めてお伝えしていきます。
男女比
女性が多いですね。だいたい病院も薬局も女性が多く、男性陣は肩身が狭い経験をしたことがありました(笑)。大学の薬学部も上記と同じくらいの割合の男女比でしたが、男子学生は一部のリア充を除いては悲しいことに全然モテないです。部活やサークルを通じて医学部生とかと合コンをしたりていたとよく聞いていたので僕らのことはアウトオブ眼中だったと思います(笑)
病院薬剤師と薬局薬剤師どっちが多いの?
厚労省の資料より、薬局で働く薬剤師が右肩上がりですねー。それに対し病院で働く人は横ばいという統計になっています。今は医薬分業が進んでおり薬局の数が増え続けていることが分かります。
終わりに
以上、ざっくりとした薬剤師の現在の状況です。自分はこれからの社会で薬剤師はかなり厳しい未来が待っているだろうと感じています。それはおいおい書いていきますね。