民間保険に加入している人は多いと思います。しかし医療保険、生命保険はほとんどの人にとっては無駄です。税金が高くなり自由に使えるお金が減っていく時代に必要のないものに支出するのは馬鹿げています。日本人は保険大好き民族で世帯加入率約90%です。周りが保険に加入しているからと言って惑わされてはいけません。保険を売る人も家族の愛情の証と言って感情論を振りかざしてきますが、相手にしてはいけません。
だって生命保険や医療保険になんて入る必要がないのですから。
なぜ医療保険、生命保険は無駄なのか?
- 日本の公的保険は世界最高水準でそもそも民間の保険に入る必要がないから
- 50%近くの手数料がとられてほとんどの保険者が損をする金融商品だから
日本は国民皆保険で誰もが保険に入っています。給料明細みると高い保険料がひかれている見ると悲しくなりますよね。公的な保険に高いお金払っているのにさらに違う保険に支出すると貯金をするのが難しくなります。
さまざまな書籍に書かれていますが、生命保険や医療保険は手数料が50%近くあり、めちゃくちゃ高い。保険会社は高すぎるため、公式に手数料は開示していません。手数料が高い投資信託でも手数料だいたい3%くらいですが、保険は桁が違います。
保険はギャンブルです。亡くなったり病気になったりすると当たる宝くじです。保険料の半分近くを保険会社が集金して、残りのお金を保険者に還元といった流れですね。50%近く手数料を払うくらいなら貯金で良くない?と思うわけです。貯金なら100%自分のものですからね。
医療保険について
もし怪我や病気で入院になったら自己負担費用の平均は22.7万円です。(公益財団法人 生命保険文化センターより)
医療保険の月額保険料の平均が約4000円で、年4.8万円です。
22.7万円のリスクを恐れて年4.8万円を払うのは馬鹿らしくないですか?自分なら22.7万円をもしものときに備えて貯金します。仮にもしもの時が起きなくてもその22.7万円は自由に使えます。
万が一、重度の病気になって医療費が莫大になったとしても、高額療養費を使えば自己負担額を抑えることが出来ます。負担額は所得によりますが、平均年収の方で上限8万円くらいです。
生命保険について
前述したとおり保険はギャンブルです。
人は必ず死にます。ですから保険会社はすべての生命保険の加入者にお金を支払わなければなりません。加入者が全員勝つとなると賭けは成り立ちませんよね。
なので、保険会社は制限を作って有効期限を定めます。(定期保険)
あとは有効期限がない終身保険。これはただ保険料を積み立てているだけで得するということはないです。
また、亡くなったら国からお金(遺族年金、葬祭費、埋葬費)が貰えます。
ちなみに65歳までに亡くなる確率は男性が88%、女性が94%らしいです。日本のような医療水準が高い国はそもそも死ぬ確率は高くありません。
まとめ
医療保険に関しては22.7万円の貯金がない人は意味があるかもしれませんが、ほとんどの人は医療保険必要なし。
扶養の多く貯金がない世帯には生命保険は必要かもしれません。が、独身の方や子供が成人した世帯には必要ありません。
無駄な保険は自由に使えるお金を減らして貧乏への道まっしぐらです。必要のないものを削って資産(例えば、インデックスファンド)や自己投資にまわせば、有意義な人生になるでしょう。