日本人は学校でまともにお金の勉強していないので金融リテラシーが低いと言われています。知識がないので金融マンにカモにされ、詐欺のような金融商品をたくさん買っています。
「専門家が勧めるから大丈夫だろう。」と信じてはいけません。奴らは顧客の利益より自分たちのノルマを気にしています。
よくあるのが、退職金が振り込まれたあとに、「投資信託で運用しませんか?預金だと金利が低く増えませんが、運用するともっと資産を増やせますよ。」と甘い言葉を言ってきます。その結果、手数料が高く、明らかに利益が出にくいものに退職金を突っ込んだりしてます。
そんな悲惨なことにならないよう買ってはいけない金融商品を紹介していきます。
毎月分配型投資信託
その名の通り毎月に分配金としてお金が入ってきます。毎月お金が振り込まれる安心感からヒットしましたが、デメリットがたくさんあります。
分配金出すことにより、20%の税金が毎回かかります。さらにファンドの利益が出ていなくても元本を削って分配金を出していますので、元本割れが起きます。毎月分配型の基準価格推移をみれば分かりますが、ほぼすべて右肩下がりのチャートになっています。
あと、手数料が高い。申し込みだけで手数料3%取られるのであり得ないです。またファンドを管理する手数料も1%以上と割高です。
投資信託の人気ランキング上位にありますが、金融リテラシーが高い人は買わない商品です。金融庁も注意喚起していますしね。
外貨建て保険
貯金でき利率が良くてさらに保険になっているからお得と宣伝されています。
しかし、この外貨建て保険に苦情が殺到しているというニュースがありました。
多くが「元本割れのリスクについての説明がなかった」「強引な勧誘を受けた」「預金と誤認していた」とのこと。
そんな苦情が出ている外貨建て保険の何が悪いか?
まず、手数料が高い。さらに円を他の外貨に換えるので為替手数料も支払うことになります。もう手数料だらけです。
また為替の影響をもろにうけるので資金を引き出すときに円高になっていれば、元本割れのリスクがあります。将来の為替は専門家でも分からないのでギャンブル性が高い商品だとも言えます。
まとめ
金融の知識がない人が手数料が高く儲かりにくい商品を買わされます。金融商品を買うとき手数料を意識しましょう。目安としては1%以上でかなり高いと思ったほうがいいでしょう。金融商品は利益相反です。つまり、売る人のメリットは買う人のデメリット。なので、わざわざ時間や手間をかけて売ろうとするものは買う側にとってはあまりいい商品ではないと慎重になったほうがいいでしょう。