アラサーになると気になるのがお肌の老化です。20代からきちんとしたスキンケアをしている人としていない人では10年後、20年後に圧倒的な差が生まれます。
そこで科学的にどんなスキンケアがベストなのかを調べてみましたのでご紹介します。
調査で参考にさせてもらったのが、アメリカ皮膚科学会(AAD)の情報です。
まず、アメリカ皮膚科学会(AAD)とは1938年に創設された世界最大の皮膚科学会です。世界中の1万9000人の皮膚科医が参加しているそうです。
そんな天才たちを代表するAADさんが出している情報は、ほぼ間違いがないでしょう。どっかの民間会社が出しているデータや匿名で書かれたネットの記事より、少なくとも信頼はできます。そこでAADさんが公開している情報をまとめてみましたので参考にしていただければ幸いです。
シンプルにポイントは3つです。
1.保湿する
毎日の保湿の重要です。お風呂のあとや洗顔後の濡れているうちに保湿剤で肌を保湿しましょう。肌に浸透している水分をすぐに閉じ込めるように保湿します。
ただし、顔に塗る保湿剤はニキビを誘発しないものを選びましょう。よくコストパフォーマンスがいいと言われているのがワセリンです。ただワセリンは保湿や皮膚の保護に優れていますが、顔に塗るとニキビの原因になるかもしれないので注意しましょう。
2.日焼け止めをこまめに塗る
健康的な肌になるには高級な化粧品を使用するよりも日焼け止めを塗るほうが重要だそうです。とくにこの時期からの紫外線は強いので日焼け止めは必須です。日焼け止めはSPF30以上のものをお勧めしています。
そもそもSPFって何かというと、紫外線に対する防御力を指します。1~50+があり、数字が大きければ大きいほど防御力が高いです。SPF50ものもが売っていますが、AADさんによるとSPF50じゃなくてもみたいです。
ただ、汗などで流れることがあるため、数時間ごとに塗りなおすことが大切です。いくらSPFが高くても流れては意味がないので、SPFが30以上なら数値よりも数時間ごとに塗りなおすことが重要です。
3.睡眠
まあ、これは当たり前ですが、睡眠をきちんととりましょう。寝ることで皮膚のターンオーバー(垢や古い角質と新しい細胞が入れ替わる)がうまく循環します。
3.その他注意すること
肌のタイプは敏感肌、普通肌、乾燥肌、脂性肌、混合肌 とあり、人それぞれです。
他の人がスキンケア製品を使ってよかったからと言って必ずしも自分にあるとは限りません。色々な商品を試してみて自分に合ったものを見つけるのが大事です。
アメリカ皮膚科学会の「Skin care Burdget」というYoutubeで、アンチエイジング製品を何種類も使っていると老化の兆候を目立させる可能性があるといっていました。何種類も使っていると皮膚に刺激をあたえてしまうからとのこと。ですのでスキンケア製品の種類は少ないほうがいいと考えられます。
4.上記のことを嫁に進言
うちの奥さんはコスメ好きです。先日も高級感漂うパッケージの美容液を買ってきていました。その夜、アメリカ皮膚科学会で学んだ知識を披露しました。
「スキンケアで大事なのは日焼け止めと保湿剤だけだよ。その他のアンチエイジングは高いだけでだいたい意味がないみたいだよ。」
と、アドバイスしたところ
「うるせーんだよ。自分が効いていると思ってやってんだからそんなのどうだっていいんだよ!」
参考:AAD Act your age when it comes to skin care Dermatologists share skin care tips for men