「また新店作る予定だってよ。」
「えっ!冗談じゃない。今でも人手不足で大変な思いしているのにさらにきつくなるな。」
「上は現場の過酷さが何も分かってないんじゃないか?」
ってな感じの会話を最近しました。
雇われ薬剤師もサラリーマンと同じでただの労働者で資本主義では奴隷みたいなものです。
ざっくりこんな感じです↓
なぜ、人手不足で現場はうまく回っていないのに新店をどんどんオープンするのか?
答えは簡単で
利益をあげて株主に還元するため。
それ以上でもそれ以下でもありません。会社は株主にとっても財布みたいなものです。
このシンプルな答えが分かっていないサラリーマンは結構多いと思います。
悲しいことにこれが資本主義なのです。
1.会社が株を発行して色んな人に株を買ってもらいお金を集める
2.そのお金で事業を展開しうまくいけばお金を儲ける
3.その儲けから人件費などの費用を引いたものが会社の利益になる
その利益は株主のものです。
僕たちみたいな労働者はいわば株主にとっての奴隷なのです。
有能な会社員が一人で何百万もの利益を上げたとしてもその人の給料が百万単位で上がらないですよね。
そんなのいやだー。一生奴隷なんて絶対嫌だー。
って方の解決策として
自分が株主になればいいんです。
そしたらですよ。トヨタみたいな大企業に勤めているエリートさんが1日中頑張ってだした利益をぼーっとしてても手に入れることが出来るというわけです。最高でしょ。
近年の東証一部の配当総額がこちらになります。
参照:時事ドットコムニュースより
ご覧のように配当金が上がっています。
2019年3月期の決算企業の配当総額は前期比9%増の11兆6700億円と過去最高になると予想されています。
労働者のお給料のベースアップは微々たる量なのに対して、株主の配当金はきれいな右肩上がりに。
不公平だ…
利益を配当金に回さずにちょっとは頑張っている労働者に還元しろよー。
と思いますが、株式会社は株主の利益を最優先する構造になっているので仕方がないところもあります。
会社の経営方針が気に食わないと愚痴をいっても仕方ありません。株主が選んだ経営者が経営を任されているので、社員が口を出す権利は残念ながらないのです。
ですので、会社の方針には仕方なく従って、少しでも労働者から抜け出せるように少額でも株式投資をしてはいかがでしょうか。
奴隷の生き方マジ無理って思っている方はプッシュお願いします
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