最近、老後資金2000万円の問題が注目を浴びています。
年金制度の限界はだれもが薄々感じていたと思いますが、金融庁の報告書で年金が足りないと公式に発表されました。
で、金融関係の統計を調べていて「貧富の格差」って広がっているんだなーって気付きました。
参考:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査 二人以上世帯調査」(2018年)より
貯金額の平均値はものすごい大金持ちによって平均が押し上げられるため、中央値がごく一般のの貯金額です。年を重ねるにつれ平均値と中央値の差が開いているような・・・
貯金がない世帯の%が50代から上がっている一方で、平均値も上がっていってます。
ということは、お金がない世帯とめちゃくちゃ裕福な世帯にはっきり分かれるということですね。
年を取るにつれ貧富の格差が広がってます。
で、最近 お金だけじゃなくて健康も格差あるんじゃないか?
調べてみたら、低所得者ほど
多くの歯を失う
厚生労働省の調査によると、男女ともに低所得であればあるほど残存歯数が少ないことが明らかになっています。虫歯は喫煙や食生活によるかもしれませんが、口腔ケアを怠りがちなのでしょう。
喫煙率が高い
タバコの値段が上がってきていますが、低所得者は喫煙を好む傾向があります。
喫煙者の割合を見ると、低所得の男性35.4%、女性15.3%となっている。一方、高所得は男性29.2%、女性5.6%だ。今や“お金がかかる嗜好品”の代表格ともいえるたばこだが、男女共に低所得者のほうが喫煙率が高い。
引用:ビジネスジャーナル
タバコは言わずもがな、体にとって害でしかないです。
喫煙に関しては過去に非難しまくっている記事を書いたので、よかったら見てください。
肥満になりやすい
世帯収入や教育年数が低いほど、肥満のリスクが高まります。(特に女性)
肥満になる理由としては、収入が低い世帯は炭水化物の摂取がおおい傾向にあるそうです。
肥満は見た目が劣化するだけでなく、数多くの病気の引き金となります。たとえば、糖尿病や高血圧や脂質異常症など
生活習慣病になると、医療費がけっこうな負担となってきます。いろぐろ薬剤師が独自に調査したところ、生活習慣病患者の30日分のお薬代はざっと平均すると4500円になります。
診察代などを考えると毎月5000円以上は支払います。
お金が少ないうえに、さらに自分の体のメンテナンスに毎月5000円以上払うという悪循環に陥ります。
まとめ
貧富と健康の格差は相関性があります。お金に困っていると自分の健康を考える余裕がないのでしょう。
人生において大切な資産は、お金と時間と健康の3つです。
お金という資産を増やすことは難しいし、長期の時間も要します。それに比べれば健康を維持することは簡単です。健康に関する情報も溢れていますし、意識次第でどうにでもなります。
健康診断の結果はこれまでの生活習慣の成績表みたいなものです。ずっと優等生であり続けたいですね。
貧乏も不健康も嫌だーって方は猛プッシュお願いします
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