前回の記事でヒルドイドの保湿力について語りつくしました。
で、タイにも話題のヒルドイドがあるとの情報をキャッチし、入手すべくバンコクに向かいました!
バンコクの薬局でうわさのヒルドイドを購入し使ってみたので気づいたことを書いていきます。前回のヒルメナイド油性クリームとどこが違うのかもお伝えしますね。
あと‥先に言っちゃいますが、タイ旅行のお土産にするなら青色のヒルドイドフォルテをお勧めします。その理由も解説します。
タイのヒルドイドは2種類
ご覧のように青色と赤色があります。
青色はヒルドイドフォルテ
赤色はヒルドイド
大きい違いは主成分のヘパリン類似物質の量です。
青色は0.445g/100g
赤色は0.3g/100g
国内のヒルドイドは100g中0.3gですが、
青色(フォルテ)はそれを上回る高濃度の有効成分が入っています。
その他の違いは
タイのどこに売っているの?
タイのドラッグストアで普通に売っています。購入するのに処方箋や現地の薬剤師の説明もいりません。「Boots」「Watsons」というドラッグストアには売っていました。
置き場所が分からなかったら薬剤師に聞けばすぐに教えてくれます。実際、僕も写真を見せて置き場所に案内してもらいました。
タイのヒルドイドの使用感は?
非常によく塗り広がり少量でも広い範囲をカバーできます。塗った翌日は乾燥もなく保湿されている感じはあります。
青色(フォルテ)のほうが有効成分が多いからなのか、少しだけ青色のほうがモチモチになったような感じがしました。何となく(笑)
理論的には有効成分が多いほうが保湿力高いはずです。
赤色は独特なにおいがします。青色(フォルテ)は微かににおいありますが、特に気になりません。
赤のにおいの原因はおそらく添加物のチモールのせいでしょう。
このチモールは防腐剤として昔のヒルドイドクリームにも使われていました。独特な薬品臭があるため、顔に塗るのに抵抗感を感じる方もいると思います。
においに敏感な方は青色(フォルテ)のほうを使うことをお勧めします。
ヒルメナイド油性クリームとどう違うのか?
マツキヨのヒルメナイド油性クリームとタイのヒルドイドの値段は
ヒルメナイド油性クリーム50gで1280円
タイのヒルドイドクリーム40gで赤色752円(215バーツ)、青色1057円(302バーツ)
『1バーツ=3.5円で計算』
量は違って単純に比較できませんが、赤色はヒルメナイドより安く、青色は同じくらいの値段です。
そして、ヒルメナイド油性クリームとタイのヒルドイド大きな違いは……
クリームの組成です!
クリームという点では同じなのですが……。
油性クリームとクリームは厳密には違います。
簡単に図にすると
・油中水型は油の中に水がある 油性クリーム(油分が多い)
・水中油型 水の中に油がある クリーム( 油分は少ない)
被覆性(膜をはって水分の蒸発を防ぐ)
油性クリーム > ヒルドイドクリーム
塗った後のべたつき感
油性クリーム > ヒルドイドクリーム
タイのヒルドイドクリームのほうが塗ったときの延びはいいです。さらにべたつきも少なくサラっとしています。
ヒルメナイド油性クリームと比べて保湿力はどうか?
青色(フォルテ)はヒルメナイド油性クリームより有効成分が多いため理論的には保湿力高そうですが……被膜性は劣ります。
被覆性(膜をはって水分の蒸発を防ぐ)
油性クリーム > ヒルドイドクリーム
なので、皮膚から水分の蒸発を防ぐ力はヒルメナイド油性クリームのほうが強いです。
で、実際に両者を使い分けてみました。
なんとなく ヒルメナイド油性クリームのほうがしっとりしていたような…でもあまり変わらないような…
ということで、あまり変わりません(笑)
まとめ
個人的には青色(フォルテ)をお勧めします。なぜなら、においがキツくなく有効成分も多く入っているからです。保湿力もヒルメナイド油性クリームに引けを取らないと思います。
タイのヒルドイドは女子に喜ばれると思うので、タイ旅行に行ったお土産にいかがでしょうか?
バンコク行ってみたいって思った方は猛プッシュお願いします
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