「人生は、夢だらけ。」をキャッチコピーにしていた保険会社に非難が集まっています。その保険営業は、闇だらけ。でした。
特に許せないと感じたことは、軽度認知症の女性に対する保険営業。
女性の収入は年金などの月13万円。
1年間で11件の保険に加入させられ、月額保険料が25万円以上になったそうです。
認知症の方に対し13万の収入なのに25万円の保険を勧める‥‥
こんなのもう特殊詐欺でしょ。
だから、保険などの金融商品を勧める営業マンは信用ならないんだよなー。彼らは情報弱者や自分で考えず他人任せの人から高い手数料を奪っていくのが仕事ですからね。
基本は保険に加入しなくてもいいです。
ただ、唯一の条件は確率は低いけど不運が起きたとき損害が大きいことが起きると出来事に掛け捨て保険に加入するくらいです。
今回は保険について語っていきます!
保険の本質はギャンブル
保険の本質はギャンブルです。
保険会社VS契約者
契約者は毎月、保険料を払って保険会社(胴元)とギャンブル勝負しています。
契約者は亡くなったり、病気になったりと不幸なことが起これば、勝ち。ただ、加入者はほとんど勝てません。保険会社の圧勝です。
その証拠に勝ち続けた多くの保険会社は大企業として存在し続けています。
有名女優を使ってCMを流したり、立派なオフィスを立てたりと、さぞかし儲けていることでしょう。
保険営業は言ってしまえば、会社が「ほぼ勝てる勝負」を巧みなトークで勧めているようなものです。
なぜ保険会社はギャンブルで勝てるのか?
保険会社(胴元)がなぜ勝てるのか?
一番の理由は、保険の手数料が物凄く高いから。
さらに、確率を計算して保険会社にとって有利になるように保険料も設定しているから。
保険料の中身はこんな感じです。
純保険料は保証や貯金に使われます。保険者に対し支払いが必要だと計算されるお金です。
一方、付加保険料は保険会社が事業を運営するためのお金です。
要は手数料ですね。ほとんど開示されてないですが、これがめちゃくちゃ高い。30%~50%とも言われています。
手数料が高いと言われている投資信託でも2%くらいですから保険は桁が違います。
保険料の 半分くらいが保険以外のところで使われています。冷静に考えて払うのが馬鹿らしく思いませんか?
貯蓄型の保険に加入したら特に搾取される
特に手数料が高いのは貯蓄型保険です。
貯蓄型はお金戻ってくるからいいんじゃないの?と思っている方も多いでしょう。
貯蓄性の保険は、保障に加えて貯蓄・運用に対しても手数料を払っているので効率が悪く、掛け捨てより損をします。また途中で解約すると元本割れするし、何より利率がめちゃくちゃ低い。
さらに、もし保険会社が潰れたら貯蓄していたお金はすべて戻ってきません。銀行の預貯金は1000万円なら全額もどってきますが、保険はすべて返ってきません。満期時にその保険会社が存在しているかも分からないし、リスクが高すぎです。
実際、金融庁の2016年9月に出した「金融レポート(平成27年事務年度版)」の中で
消費者にとって適切でない商品に貯蓄性の生命保険(特に外貨建て)が選ばれています。
言ってしまえば、貯蓄型保険はクソ商品だと金融庁のお墨付きをもらっています。
ですので保険に加入するのであれば、掛け捨て一択です。
保険に加入してもいい唯一のケース
保険が向いているのは、確率は低いけど不運が起きたとき損害が大きいことに対して。
ほんとうに保険が必要なのは・・・・
例えば、貯金が少ない夫婦に子供が生まれたときです。
稼ぎ頭が、死亡保障で掛け捨て保険に加入して万が一の事態に備える、とかですかね。
子供が大きくなってお金がかからなくなったら即、解約しましょう。保険に長くかかわってもいいことはないので。
扶養している家族がおり貯金が少ない世帯は、安いネット保険の死亡保障の掛け捨てだけで十分です。
まとめ
必要ないものをあたかも必要なものだと錯覚させて売るということが結構あります。特に保険などの金融商品に多いですね。みなさん営業のいう事を鵜呑みにせずに騙されないようにしましょう。最近話題になっている保険の営業は本当に酷すぎます。読者さんが変な保険に加入しないことを願っています。
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