ネットより拾ってきたキラキラネームの一覧です。
黄熊(ぷう)、ビス湖(びすこ)、陽夏照(ひげき)、皇帝(しいざあ)、偉王(いずき)、明日(ともろう)、聖龍飛(せりと)、火星(まあず)、男(あだむ)、今鹿(なうしか)、姫星(きてぃ)
などが強烈な名前が数々ありました。
これらはどうせファンタジーの世界だろう。ネット上で面白おかしくネタで書いた空想の名前だろうとずっと思っていました・・・・
が、
転職してから処方箋で多くの子供の名前を見る機会が増え、ファンタジーの世界ではない、実際にキラキラネームが存在するぞ。しかも思ってたより多いし・・・・。
具体的に見てきた名前は個人情報のため言いませんが、フリガナがなければ絶対に読めません。たまにこのフリガナで本当にあっているのだろうかと疑う事さえあります。
そこでキラキラネームを名付けたであろう親の特徴を書いていきます。
あと最初に言っておきますが、すべての人に当てはまる特徴というわけではないですが、そういう傾向が強いというだけです。
保険証を見せてもらうのに一苦労
ほとんどの処方箋のお薬は保険調剤を行っているので保険証を見せてもらっています。
そもそも、なんで見せてみせてもらっているかというと処方箋に書いている番号が間違っていたり保険資格がなくなっていたりしている可能性があるからです。
あまり知られていないですが、医療機関で保険証の提示を求められた場合、提示する義務があります。
で、この保険証はほとんどの人は快く見せてくれるのですが、一部は嫌がる人がいます。嫌がる理由がよく分からないのですが、そういう傾向が強いのがキラキラネームの子の親の方々です。
服薬指導に親が付き添わず
今でも印象に残っているエピソードがあります。
5歳の男の子にお薬を渡そうとキラキラした名前を呼ぶと、やってきたのは本人だけで親御さんの姿が見当たりません。おや?フロアで買い物中かなと思い、その少年に聞いてみると違うとのこと。
どうやら少年をおいて、自分だけ車の中で待っているようでした。
その少年に「お父さんかお母さんと一緒に説明聞く?」と聞いても
『一人でもらってくるように言われた』とのこと。
仕方ないなと思い、
幸いリスクの高い薬剤は出ていなかったので、少年にも分かるように簡単な薬の説明をして薬を渡しました。
中学生ならまだ分かるけど、まだ小学生にもなっていない子に一人で待合室に待たせて薬の説明を聞かせるとはビックリ。車で待ってるなら一緒に付き添ってやれよとモヤモヤしながら出ていく少年の後ろ姿を見ていました。
薬を取りに来ない
処方箋を事前にFAXやアプリで薬局に送ってくれるのですが、送りっぱなしで薬を取りに来ない方も中にはいます。特に多いのが眩しくキラキラした名前の方です。
処方箋には有効期限があり発行日を含めて4日間(日曜や祝日を含む)ですので、期限切れが近くなると電話をさせてもらっています。しかし基本電話に出ませんし、折り返しの電話もありません。
たとえ出ても「そのうち取りに行く」と言って一生来ません。
大切な子供の薬なのになぜ取りに来ない?と疑問に思うことが多々ありました。
まとめ
キラキラネームの子の親が全員上記に当てはまるわけではありません。中にはすごく親切で常識ある方もいます。
近年キラキラネームが話題になって叩かれていますね。子供に個性的な名前を付けてオリジナリティを出したいのでしょうが、せめて一般人が読める名前にしたほうがいいと思います。
昔、読んだ本で印象的な文章です
生徒の成績表を見ながら、あれこれ話していたのですが、このとき妙なことに気づきました。上位の生徒は「明子」、「良子」、「宏美」など普通に読める名前が圧倒的で、特に「子」がつく名前が多いのです。一方、下位になればなるほど 「これはなんと読むんですか?」と聞かなければならないような「難読」名が増えるのです。かなりの数のクラスがありましたが、すべてそうでした。「こういう難しい名前の生徒の親は、クレームも多いんですよ」高校の先生は、そうもおっしゃっていました。僕は、これを単なる偶然ではないと思っています。
出典元:いつやるか? 今でしょ! p97 著:林 修
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