インフルエンザのワクチンの効果って実際どうなの?と疑問を持つ人もいると思います。
結論から言うと、インフルエンザの予防接種はしたほうがいいです。
患者様から質問されたときは必ず予防接種するように伝えます。
一部では、ワクチンに疑問を持つ人もいます。
「予防接種してもインフルエンザに感染したことあるから意味ない!」
「接種後すぐに熱が出たから怖い!」
「どうせ病院や製薬メーカーが儲けるためにやっているんでしょ!?」
はぁ・・・
インフルエンザワクチンを推奨するわけをお話しします。
ワクチンの効果は何%?
インフルエンザワクチンの効果はだいたい60%です。
これは100人中10人が発症するところを4人に抑える程度の効果です。
はっきり言ってワクチンを接種すればもう安心という確率ではないですが、接種しないよりはマシです。
一部の人は「WHOがインフルエンザの予防接種は無意味だと言っている」と思っているみたいです。
しかし、実際WHOでは「インフルエンザを避ける最善の方法は毎年インフルエンザワクチンを接種する」と明記されています。
参考:WHO How can I avoid getting the flu? より
いつ予防接種すればベストか
インフルエンザワクチン接種のベストな時期はまさに今(11月)です。
インフルエンザワクチンは接種後2週間で抗体が増えていき、5か月くらい持続します。
インフルエンザはだいたい12月~3月くらいに流行するので11月が一番いいですね。11月に接種したら3月まで効果が持続されます。
去年予防接種したからいいやって思っている方もいますが、シーズン毎にその姿が変わるので毎年接種をお勧めします。
インフルエンザワクチンの株は南半球の流行状況をみて予想し、今年のインフルエンザの株どうしようかと会議して決めるそうです。
接種したところが赤く腫れたらどうする?
注射したところが赤くなったり腫れたりすることが10~20%あります。これは副反応で接種して24時間以内に現われます。
発赤や腫れの副反応は3日くらいで消失するので基本は放置で構いません。気になるようならその部分を冷やすと症状軽減することもあります。
ただ、尋常じゃないほど腫れたりしたら医師に相談しましょう。
なんで赤くなったり腫れたりするか?
⇒ワクチンの成分や添加物が原因だったり、注射の深さが浅かったときになりやすいです。
まとめ
ということでインフルエンザの予防接種はやらないよりやったほうがいいです。一部、インフルエンザワクチンの陰謀論を言っている人がいますが、今のところ無視していいと思います。
ネットでワクチンやらなくていい派の意見を見たところ、どれも偏ったデータだけを集めて発言をしているだけでした。
もう11月も終わりに近づいていますので、予防接種はお早めに!
参考:型を知り型を破るワクチン
成人になっても注射が嫌だわーって思った方はプッシュお願いします
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