最近はより一層マスク不足が深刻化している感じです。
で、問題になっているのが異常な高値でのマスクの転売。
そんな転売ヤーにめちゃくちゃ非難が殺到しています。
しかし、マスク不足で転売ヤーより簡単にしかもそんなに非難を受けずに儲けている人たちもいます。
転売ヤーとは違い、彼らは自宅にいるだけで、しかもクリックだけで何十万いや何百万ものお金を手にしたことでしょう。
それが、マスク関連株の売買です。
転売ヤーたちのやり方
一部の転売ヤーはわざわざ地方に行ってマスクを購入しているそうです。
地方は購入制限があるにもかかわらず、チェックが甘いため並びなおして何回もマスクを購入できるとのこと。それで大量のマスクを仕入れるみたいです。
仕入れたマスクをメルカリなどのフリーマーケットを通して販売してます。
ただ今はメルカリ、ヤフオク!、Amazonで高額出品するとアカウントがバンされてしまいます。
そこで彼らはマスクを低価格で出品して送料を高く設定しています。(例えばマスク1000円で送料1万円とか)
何という儲けるための執念(笑)
その力をもっと他のことに費やしてほしいものです。
更に世間からの「クズ、最低」などの批判にも耐えなければなりません。まあ、やっていることは社会にとって良くないことなので非難を浴びて当然なんですけどね。
マスク関連株の売買
マスク関連株というと、 例を挙げるとガーゼなど医療衛生材料最大手の「川本産業」という株式会社があります。
以下はここ最近の川本産業の株価です。
新型コロナウイルスが問題になり始めてからご覧のように爆上がりです。
新型コロナウイルス発覚 ⇒ 感染が拡大する ⇒ マスク不足になる ⇒ マスクの需要がますます高まる ⇒ マスク関連の会社の売上が上がる ⇒ その会社の株価が上がる
「新型コロナウイルス」という情報だけでここまで先読みできる人が世の中にはいるようです。はっきりいって僕にはそんな想像力もないのでできません(笑)。
新型コロナウイルスの時系列をざっくり見てみると、
世界的なニュースになったのが2019年12月31日。
日本国内では2020年1月16日に厚生労働省が新型コロナウイルスの患者の発生1例目を発表しました。(国内で確認されたのは初)
1月16日時点では勿論ですがマスク不足にはなっていませんでした。
このときには、まさか国内でマスクが少なくなるだろうと考えた人は殆どいないはずです。
1月16日での川本産業の株価は、前日の終値553円から633(高値)まで上がりました。よって、感のいい人たちは国内1例目のニュースを受け、マスク需要が高まると踏んで株を買ったのでしょう。
株の売買なので、マスクの値段に影響を与えず、むしろ株価を上げてマスク関連の会社にメリットをもたらします。
転売は手間やコストがかかるのでコスパ最悪でしかも世間から嫌われます。
転売ヤーのみなさん!もうマスクの転売なんてやめて株でも買ったらどうですか?もう乗り遅れているかもしれませんが(笑)
ちなみに自分はマスク関連株は買っていませんし、今から買うもお勧めもしていません。一応言っておきます。